会長挨拶

会長 川端 啓一
2023年、世の中はポストコロナに向け大きく変化しようとしています。大げさに言えばこれまであった価値観の崩壊、再構築がなされようとしています。また世間では少子化による労働力不足、資源価格高騰に伴う物価高騰などにより人件費上昇は不可避となってきています。諸行無常の言葉通り、我々一人一人が世の中の変化を受け、何かを変えていかなければならない時が来たように感じています。一方、ロータリークラブにあってはどうでしょうか。その価値観の変化により会員の減少に歯止めがかからない状況です。この状況に対応するためには何が必要かをしっかりと考えていくことが望まれますが、まだまだ暗中模索の状態です。
今年度の国際ロータリー ゴードン R.マッキナリー会長は「世界に希望を生み出そう!」をテーマに掲げられました。これは平和の推進、メンタルヘルスへの取り組みにより世の中と自身の中和を図り、希望が根付くための平和という土壌を構築することで、ロータリーが世の中に希望を与える存在にしていこうということです。
これを受け当地区の延原 健二 ガバナーは次の年次目標を掲げられました。
- より大きなインパクトをもたらす。
- 参加者の基盤を広げる。
- 参加者の積極的なかかわりを促す。
- 適応力を高める。
当クラブもRI 並びに地区の方針に則り、様々な奉仕活動を通じて会員相互の親睦を図り世の中に良い影響を与えることができるクラブづくりを目指して課題に取り組んで参ります。
そこで本年度は新たにクラブ研修委員会、クラブ活性化委員会を立ち上げました。
クラブ研修委員会は入会5年未満の会員を対象にロータリーの基礎知識の共有を図るため、またクラブ活性化委員会は各委員会活動に横串を入れ委員会及び会員の相互連携を図ることで奉仕活動をより意味あるものにしていくのが目的です。
また本年度はIM第4組ロータリーデー及びフレッシュロータリアン研修・交流会のホストクラブであることからクラブ活性化委員会が準備、実行委員会として機能することになります。
クラブの持続発展を目指して、今こそ会員個人個人の多様性を利用しそれを力に変えることで、クラブの活性化に取組んで行くことが肝要と考えます。
そこで、本年度のテーマを「繋がろう思いやりの心で」といたします。